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寄せ植えのガーデニングと季節
寄せ植えのガーデニングを長く楽しむためには、普段のお手入れが大切になります。春から秋にかけて植物がよく成長する時期には、鉢土が乾いたらたっぷりと水を与え、追肥として約1000倍に薄めた液肥を施しましょう。ただし、高温多湿な真夏は、鉢土も熱くなっていますので、水は早朝か夕方に与え、地面に置いていた鉢はスタンドの上に上げるなどして、風通しをよくしてあげましょう。
肥料を与えるのも控えた方が良いでしょう。成長しすぎて形が乱れてきたものは、花が終わりかけた頃に切り戻してやると、秋になってわき芽が伸び、再び花を咲かせるようになります。
冬が近づいたら、徐々に水やりの回数を減らし、霜がおりる前に室内に取り込んだり、霜よけをしてあげましょう。このようにして上手に冬越しをすれば、宿根草であれば翌年もまたきれいな花を楽しむことができます。
一年を通してコンテナの花を絶やさないようにするためには、コンテナの中心には長期間楽しめる宿根草や樹木を、そのまわりには一年草を植え、季節ごとに植え替えていくと良いでしょう。そうすれば、一年中違った表情というものを楽しむことができます。
例えばミモザの木をメインにした場合は、春にはミモザの木のまわりに、パンジーとアリッサム、シルバーレースを植えます。夏にはパンジーをニチニチソウに、アリッサムをバーベナに替えます。秋にはニチニチソウをコスモスに、バーベナをハゲイトウに替えます。そして冬には、コスモスをシネラリアに、ハゲイトウをプリムラに替えましょう。
寄せ植えのガーデニング